一日一善

「親切な行いは、相手のためではなく自分のため」
今、全世界でそういった考えがあり、
その考えを科学的に証明しようという研究が各国で行われています。
研究結果より、例えば、ボランティア活動など人のためになる活動をすると、
ストレスや不安が軽減されるということがわかっています。

また、2020年の「米国アカデミー紀要」に発表された論文では
利他的な行為によって、肉体的な痛みが和らぐことがわかりました。
287人の被験者に対し、人のために何か行動したとき、
感じた痛みがどうなったかを調べています。
献血を例に挙げると、自発的に献血した人たちは、
自発的ではない人たちよりも、注射針の痛みを感じなかったといいます。
寄付を行ったあとに電気ショックを与えられた人は
「寄付がどんなことに役立つか」を考えていたことで、
ショックの反応が弱まったそうです。

こういった様々な研究、実験により、誰かのために行動することで、
痛みが和らぐ傾向にあることが分かってきています。
誰かのために行動することは、前向きな気持ちにもなり、
痛みを感じにくくなるかもしれません。
善行は気持ちや精神に良い影響を与えるだけでなく、
肉体的にも良い影響を与えるものだといえるのではないでしょうか。

一つ一つが小さなことでも、いいことをすると気持ちがいいものです。
その小さな積み重ねが、身も心も健康に保てる秘訣にもなります。
「一日一善」
毎日、小さなことでも何か見つけていいことをやってみましょう。

 

2026年01月21日