古代中国の思想家、孔子が創始した教えに「儒教」というものがあります。
儒教とは、他者を力で支配せず、上下関係の秩序を守り、
いい人間関係を築くという教えです。
「儒教」といった言葉は普段聞くことがないかと思いますが、
こういった教えは古い時代に日本にも伝わり、
現代社会にも影響を与えています。
例えば「目上の人を敬う」という文化は
上下関係の秩序を守ることが元になっています。
また、儒教の教えには5つの徳目を守ることで
人間関係がうまくいくという「五常」というものがあります。
五常とは以下のことをいいます。
仁…人を愛し、思いやること
義…利や欲にとらわれず、世のため人のために行動すること
礼…謙遜し、相手に敬意を払って接すること
智…幅広い知識や知恵を得て、道理をわきまえ善悪を判断すること
信…人を欺かず、人から信頼してもらえるよう誠実であること
理想的ではありますが、未だ戦争や争い、犯罪も絶えず、
これらの理想には遠い状況かも知れません。
ですが、この理想を求める考えが引き継がれてきたことで
いい人間関係が築かれ、人を思いやることができる
「今」があるのだと思います。
これからの「未来」のためにも
人間関係は大事にしていきたいものです。


