誰もが否定的な言葉を言われるといい気分にはなりません。
否定的な言葉を前向きな言葉に言い換えることで、
与える印象は大きく変わってきます。
例えば「わがまま」を「自分の意見を持っている」
「気が小さい」を「控えめで優しい」と言い換えると
良い印象へと変わります。
このように使う言葉によって、考え方や
とらえ方を前向きなものにできるのです。
この方法は、何かを注意する場面でも有効です。
例えば提出期限を超えて提出してきた場面では
「どうして提出期限を守らないんだ」と言いたいところを
「丁寧に仕上げてくれるのはありがたい。
次回からは期限に間に合うように出してもらえると助かる」
というように、非を責めるだけの言い方より、前向きな言い方なら
相手としても受け入れやすいのではないでしょうか。
相手のことを思って言った言葉も、言い方次第では
単に「否定された」と受け取られてしまうことがあります。
「詰めが甘い」「もっと考えろ」など言いたくなる場面も
少し言い方を変えて相手に伝える方法はないか考えてみましょう。


