この時期になると、「桜」「梅」などの言葉を耳にし、
「春」=「花」といったイメージが大きいのではないでしょうか。
そういった春に合う言葉があります。
「桜梅桃李(おうばいとうり)」
これは文字の通り、桜、梅、桃、李のそれぞれが
独自の美しい花を咲かせるという言葉です。
どの花も形や色など異なるが、
他と比べることなく、自分の持ち味を生かして、
美しく咲いているという意味合いがあります。
誰しも耳にしたことのある曲「世界に一つだけの花」
この歌詞にも同じような意味を含むフレーズが多々あります。
自分の持っていないものを持っている人を見ると、
羨ましく感じることもあるかもしれませんが、
人には人の、自分には自分の良さがあるはずです。
あの人のようにできたらと思うかもしれませんが、
自分にないものを作り上げることは難しいことです。
まずは自分の長所を知り、花がそれぞれ美しく咲くように、
長所を伸ばして活かしていくことも大事なことです。


